ギャル裁断士がインターン指導する延反・裁断工程【岐阜・縫製工場】

インターン希望の学生さんから連絡があり、先月の短い期間ですが一緒に仕事をすることになりました。指導しながら一緒に作業したのは、入社7年目のNASSきってのギャル裁断士。指導する側にとっても新鮮で、勉強になりますね。

服飾専門の学生は服の知識や構造の勉強、そしてデザイン・パターン・縫製なども経験すると思います。しかしちょうど、抜け落ちる部分が量産ならではの作業や段取りといった部分になるのではないでしょうか。

まずは生地を裁断する前の延反作業から。パターンのマーキングをして要尺を出し、同じ長さに生地を揃えて積み重ねていくのが延反工程です。
ちょっと地味な工程ですが、きれいに生地を揃えないと、裁断後のパーツの地の目が歪んでいたり形がいびつになってしまうなど、製品の縫製作業に支障が出たり、最終の商品の出来にも関わる重要な工程です。

裁断を行った後には、パーツのまとめ作業があります。自社で縫製する場合は縫製場へ、協力工場さんへ送る場合は付属類や必要書類などもまとめて出荷作業という段取りになります。

これで、大まかに裁断作業は完了。専門学校とは、また違った経験を通してアパレルの製造のことを知ってもらえるきっかけとなればと思います。