
手書きアパレルパターンをスキャンしてデータ化【中日本アパレルシステムサイエンス】
今回は、紙のアパレルパターン・手書きのパターンを取り込んでデータにする仕事をご紹介します。
アパレルCADのクラウドシステムが普及してきていますが、個人で使用するにはまだ少しハードルが高いこともあります。今も手書きでパターンを作っている方もおられます。
中日本アパレルシステムサイエンスでは、そんなパターンをデータ化して、修正やグレーディングをしやすくする仕事も行ってます。

パターンを専用のシートに並べたら、パターンがズレないように透明のシートを被せます。空気が入ったりしないように、これも意外と繊細な作業です。
シートの幅は約80cm×120cmで、大きなパターンの場合は分けて取り込んでいくこともあります。

上の画像のように、パターンをスキャナーに取り込んでいくのですが、取り込んでそのまま使用できるデータになるわけではありません。
画像として取り込んだデータを、トレースして整えていく作業をしなければ使えるデータにはならないのです。
取り込んでパターンをデータ化するメリットといえば、
・管理が楽になること
・修正やグレーディングがしやすくなること
・紙のパターンを新たに出力できること
・CAMデータに変換して、裁断機で裁断できること
スキャンすれば、すぐに使えると思っている方も多いですが、取り込んだデータは画像データなので、使えるようにするためには案外地道な作業が必要になるということなのです。
(株)中日本アパレルシステムサイエンスでは、岐阜・名古屋地区を中心に、大阪・東京方面のアパレル企業さまとも取引をさせていただいております。パターン依頼・グレーディングはもちろん、サンプル縫製から小ロット生産まで一貫してお受けできるよう、柔軟で迅速な対応ができるように体制を整えております。ぜひお気軽にご相談ください。